ヨガインストラクター吉田友子のヨガライフをつづったブログ
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2013年10月27日(日)『文京区男女平等センターまつり』のご報告♪
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2013年10月27日(日)は、今年で5回目の参加となる『文京区男女平等センターまつり』の開催日でした。台風くる?こない?と心配していたのですが、なんと当日は雲ひとつない爽やかな秋晴れ!!ぴっかーーーん!!今回いっしょにデモンストレーションをしてくれた最強の晴れヨギ&ヨギーニのみんなありがとうございましたっ☆(この写真みんなとってもいい笑顔。そのヒミツはセルフタイマーの間おばあちゃんがゆ〜っくりとカメラの前を横断していてハラハラの笑顔なのでした。)では、ご報告〜。
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さて、まずアウンの音を全身にていねいに響かせ、呼吸の深まりとからだのほぐれを実感です。(手違いで照明がなんだかムーディーな色ですが…笑)
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そして、足元から〜
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上半身へ〜
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最後は顔から頭部へ〜。全身をていねいにほぐし繋いでいきました。こころもからだもぽかぽかすっきり!たった20分の短い時間で、わたしになにが伝えられるのだろう。もっとこうすれば、もっとああすれば、と毎回おわった後には課題が残りますが、今回もいっしょにステージにあがってくれた仲間に支えられ、客席から熱心に参加をしてくださった方々の表情や姿に励まされ、またひとつすばらしい経験をさせていただきました!
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その後は和室にお茶席がもうけられていたので今年もおじゃましてきました。
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床の間には掛物とお花が飾られ安らぎを与えてくれます。
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自然と正座。背筋がしゃんとします。
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ご挨拶にも自然と心がこもります。
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"お茶事"についてもいろいろと教えていただきました。最近はお茶会で濃茶か薄茶を頂くだけという形式が多いけれど、それはほんの一部で茶の湯のそもそもの形は、食事やお茶を楽しむ“お茶事”で昼食からはじまり4時間の会となることもあるとか。煙草盆のお話とか。畳16目、24センチのところに座ることとか。むーー深い!おもしろい!
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玄関にもこんなかんじで靴箱には目隠しそしてお花が生けてあったり。いつもヨガをさせていただいている和室がますます趣のある和の空間に。場の空気って大切。目に見えない”気”、場のエネルギー、空間作りの大切さと心をお茶をとおしてあらためて気づかされました。
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ランチはお散歩がてら根津までブラリ。
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お豆腐会席をいただきました!大豆の甘さ風味が豊かでしあわせ〜。
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お豆腐づくし!お腹いっぱーーーい。
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再び男女平等センターへもどり狂言師の和泉元彌さんのお話を拝聴してきました。思いのほかおもしろくってびっくり(思いのほかっていうのも失礼ですね 笑)。狂言のプチワークショップ的な部分も楽しかった。姿勢のポイントがヨガとすごく共通していたり。期待通りセッチーことお母さまの和泉節子さんも登場しものすごいパワーで会場を沸かせていました。さらに娘ちゃん息子ちゃん、史上初の女性狂言師のお姉さんとその娘さんと息子さん、最後は一家フル出演で狂言小歌を披露してくれました。伝統、文化を継承していくというのはとても大変な使命だと思います。いろいろあっても家族ひとりひとりが"血"というものを理解し受け入れて繋いでいっている過程を目の前にみせてもらったようでなんだかジンとしてしまいました。もうすぐ、野村万作さんと萬斎さんの狂言を観に行く予定なので、狂言デビューにむけとてもよい勉強になりました。
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おまけの顔ヨガバージョン。今回ご協力してくれたみなさま、ぴっかぴかの晴天にちいさな街のおまつりに集まってくれてほんとうにほんとうにありがとうございました!わたしももっともっと勉強して経験を重ねて自己探求をとおしてヨガというバトンを繋いでいけるよう精進します。

男女平等センターさま、今年もすばらしい機会をありがとうございました!

11/3(sun)09:00-11:30《菊まつりだよ!ゆだねるヨガ&ブラトモコ》します。ぜひご参加ください。詳細はコチラ!
エミールとの学び
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出会いから七年。今年もエミールが来日。ここ5日間は途中台風の嵐にも挫けることなく毎朝4時起きで欠かさずyogajayaに通っていました。早朝のプラナヤマ&瞑想はもちろん、夜の哲学レクチャーもすばらしく深く豊かな時間でした。
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《Buddhism and Yoga/仏教とヨガ》というテーマにおいて、ブッダの教えの源、ブッダがなぜヨギと呼ばれるのかについて掘り下げていきました。もうひとつは《How to know that we are practicing correctly?/正しく練習しているか否かをどう判断するか?》というテーマにおいて、禅とヨガにとって発達心理学の観点から学べることについて深く語ってくれました。
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彼と会うたびいつも思うこと。上手く言葉にできず抱えている不安や悩みや疑問。尋ねなくともそっと光を灯してくれる。
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「Apart from faith into our teachers, how can we be sure that our practice is beneficiall?/先生を信じること以外、自らの練習が有用なものであるとどう確信を持つことができるのだろう。」まさにここ数年ずっと自分自身問い続けていたことでした。今回のテーマはその答えに通じるヒントがたくさん詰まっていました。
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最後にViktor Franklの詩をシェアしてくれました。

Between stimulus and response, there is a space. In that space lies our freedom. 刺激と反応との間に空間がある。その空間のなかに私たちの自由がある。
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そして、エミールは続けます。

And that is where we are going our meditation. そして私たちが瞑想で入ってゆくのはその領域なのです。
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エミールとの学びは一生にいきるわたしにとってかけがえのない時間です。
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アヌークと過ごした時間もまさにPrecious Time!

次に会えるその日まで。
空間という無限の広がりを大切に〜☆

エミールとの出会いのキッカケを与えてくれ、10年に渡りワークショップをオーガナイズしてくれているyogajayaにも大感謝☆Thanks Patrick!!
GBSKモデルさせていただきました。
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もうすぐNYに帰国しちゃうアシュタンガヨガティーチャーのバリー先生。彼がプロデュースを手がけるヨガウェア『GBSK』。新色Tシャツ&タンクのモデルさせていただきました!
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sayakaちゃんの描くUSAGIちゃんプライマリーシリーズのイラストがたまらなくCUTE!プラクティスが数倍たのしくなっちゃいます!
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バリーとのお仕事はいつも遊び心いっぱい。たのしい。
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ウェブサイトぜひCHECK!→ GBSK
『自然に帰るYOGAな旅 in 長野2013』のご報告♪
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9/27(金)〜29(日)すてきなご縁がつながって、2年ぶりに実現した長野ヨガリトリート!メンズ6名、レディース11名。タイトル通りまさに『自然に帰るYOGAな旅』豊かな2泊3日となりました。写真もりもりもりだくさんでご報告いたします〜。
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いきなりゴハンから(笑)行きは高速バスが渋滞にはまりみんなお腹ぺこぺこでの到着。おいしい家さんにお願いしていたお料理に一同大感激!
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野菜ずしは、おくらぐんかん、みょうが酢漬け、酒粕味噌漬け豆腐とズッキーニ。玄米おいなり。えだ豆入りがんもどき。えごまの葉たっぷり焼きなすの和えもの。里芋の自家製みそ煮。にんじんごぼうの金平。かいそうのおすいもの。デザートはくるみゆべし。渋滞の疲れも、初めましての緊張も、すべてやさしく包んで癒してくれるぬくもりあふれる夜ごはんでした。
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わわ!気がつくと地元ワインでみんなを誘惑しようとしていた朝倉氏〜(笑)それはそうと、朝倉邸のまるで老舗旅館のような佇まいにうっとり。総勢17名がすっぽり。ウェルカムサークル後は、みんなで仲よくお布団を敷いて眠りにつきました。
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2日目は朝5:30am起床。6amから瞑想〜呼吸〜アサナとたっぷり3時間のプラクティス。ひたむきに自分とむきあう時間。茅野にお住まいのご夫婦もにこにこの笑顔でご参加くださいました。
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プラクティス後は、おいしい家さんがおいしいブランチを届けてくれました。みんなが積極的にお手伝いをしてくれたので仕度もとってもスムーズ。
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あずみの産の新米玄米ごはん。植物性の自家製デミグラスシチュー。油で揚げずオーブンで焼いたひよこ豆コロッケ。にんじんのほおづきソース。もちきびとかぼちゃの炊き合わせ。玉ねぎオーブンやき。にんじん葉の麻の実あえ。どれもほんとにおいしくってやさしくって幸せしかない。
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みんなの笑顔が言葉以上に語ってくれています。
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午後はレンタカーを借り、朝倉カー&まさカー&しまカーに乗り込みブラトモコ長野バージョン!霧ヶ峰高原の八島湿原へGO!
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インタープリターの新谷さんにガイドをお願いし2時間のウォーキング。いろいろ教えていただきました。湿原が湿原の状態のままいることはどうやら奇跡的な偶然のよう。自然というものは遷移、つまり、変化してしまうもの。池→沼地→湿原→草原→森林と姿を変えていきます。新谷さんが湿原の昔の写真を見せてくれました。いまの景色とはぜんぜん違う。この湿原もいずれは乾燥化がすすみ草原や森林になっていってしまうかも。湿原はミズゴケが泥炭になって堆積したもので、一年でたった1ミリしか堆積しないのだそう。(わたしたちなんて、今日明日いますぐの成長を期待してあくせくしているというのに…)もしなにも知らずに湿原に足を踏み入れてしまったら一年どころではなく何十年もの成長を台無しにしてしまうのですね。もの言わずこつこつ努力を重ねる大自然。(ちょっとの変化に気づいてほしくって言葉があふれて出てしまうわたしたち…)わたしたちのカラダも変化するもの自然=プラクリティそのもの。大自然に習いloveとpatientとともに生きたいです。
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ちいさい秋いっぱい。
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お天気もよくってシマカメラいつもよりシャッター切れてます!
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朝倉邸へ戻る途中、温泉へ。女湯からは沈む夕陽が望めました。なんたる贅沢。しかもわたしは地元のおばちゃまに亀の子だわしで背中を流してもらうというサプライズ付き。洗い場でたまたまお隣にいたおばちゃま。お肌つるつるですねって言ったら「亀の子だわしに赤ちゃん石けんつけて洗ってるのよ〜洗ったげる!」とくったくのない笑顔。長年愛用しているから柔らかくって全然痛くない。それにしてもおばちゃまの大胆アクションに一瞬とまどうも、裸の付き合いにこころまでぽっかぽかになりました。おばちゃまありがとうね!
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おたのしみの夜ごはん。長芋たつた揚げ。玄米酒粕いため。おくらとつるむらさきの花のえごま和え。酢大豆切り干しはりはり。ターサイのり和え。ゆで小豆。デザートは豆腐のりんごパフェ。ひと手間もふた手間もかけてていねいに作られたお料理たち。いただく側も自然とていねいにひとくちひとくち箸を置きよく噛んで味わうようになりますね。喜びと感謝が口いっぱいカラダいっぱいココロいっぱいひろがります。食後は女性陣がてきぱきと連係プレーで片付けや洗いものに協力してくれました。ありがとう!!
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夜はキルタンとヨガニードラ。茅野に移住した三宅さんもかけつけてくれました。うれしい。声を出し歌う。マントラの音の振動が癒し力づけてくれます。いつまでもいつまでも止まない歌声〜♪その後は神聖で静寂なエネルギーにつつまれてのヨガニードラ。そのままマウナを保ち就寝。布団に入る前、夜空を眺めに外に出ると満天の星空。流れ星がみえたよ〜☆Yay!
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三日目。朝6amマウナのまま多留姫の滝へ。のぼる朝日を浴びながらサイレントウォーク。早朝の凛とした空気。あまりに気持ちがいいのでそのまま少し座ることに。
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滝のそばに思い思い腰をおろしちょっぴりプラナヤマも。プラーナが満ち喜びに包まれる。"自然に帰る"。このリトリートのすべてがこの瞬間に詰まっていました。感謝。
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豊かな大地がしずかに語りかけてくれました。
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朝倉邸にもどりマウナをといて、ペアヨガ&マッサージ。
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互いに溶け合うような透明な時間。
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最後のブランチ。おいしい家の大畑さんの言葉「身体に良いだけでなく、心の栄養になる美しい味を目指しております。」2泊3日4食すべてそんな心がこもったお料理たちでした。リトリートの開催が決まり食事をどうしようかと「茅野」「玄米菜食」というキーワードで偶然みつけた彼女のブログ。この人にお願いしたい!とわくわくしながら電話をかけました。そのわくわくは大正解!すばらしい出会いにただただ感謝。
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座学は「日常に活きるヨガ」をテーマにお話させいただきました。話しているうちにまたしてもわたしがいちばん浄化してしまった(泣笑)さいごのクロージングサークルはとにかくすばらしくおひとりおひとりの言葉にたくさん教わりました。大家族のように過ごし誰ひとりかけては実現できなかった今回のリトリート。やらせてもらえてほんとによかった!
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帰りも高速バスは大渋滞。みなさんほんとにおつかれさまでした!そしてご参加ありがとうございました!リトリート中は携帯もネットもOFFモード。お酒やお肉も断ち。仕事や家族からも距離をおく。山の中腹で来た道をふりかえり行く末を見上げる。今回のリトリートでの体験がちょっぴりでも日々の暮らしを豊かにし温かく照らす光となりスペースを与えてくれる機会となりますことをお祈りしています☆
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お土産用にお願いしていたおいしい家さんの焼菓子セット。とびきりのやさしさとおいしさが詰まっていました。ラブなお手紙つき♪

今回のリトリート開催にあたり、ご実家を提供してくださった朝倉さんとご両親さま、キッカケを作ってくれたシマご夫妻(すばらしい写真もシマさんが撮影してくれました!)、3日間おいしい食事を届けてくれたおいしい家の大畑さん、ご参加くださったみなさま、ゆく道を照らしインスピレーションを与えてくださるすばらしい師たち、支えてくれている家族。いつもいつも与えてもらうばかり。大大大大大感謝であります。

「何度も忘れて、何度も思い出す」またお会いしましょうね!

Jai Jai Maa!!!!!!!